UX/Netabookを開発するにあたり

こだわりケーススタディー

パソコンとスマホで一元管理したい

自分のメモ帳の歴史は、紙に書いたメモをパソコンに再入力しなおして管理。 これにより、メモの検索ができるようになった。 やがて、パソコンが複数(デスクトップとノートパソコン)になり、Googleドライブでのパソコン間でメモを共有することに。 さらに、スマホでも共有したくなり、Googleドライブに接続するも、参照のみで更新が出来ない。 いくつかメモ帳アプリを試して、Appleメモ帳にシフトして、パソコンとスマホで一元管理化達成。 ただし、入力までの認証がかなり面倒、検索できないなど、いいものがないか探していたが、 なさそうなので、自分でメモ帳アプリを作ることにする。

すぐメモを書きたい

とりあえず、メモを書くための、手順が多すぎる。 思いついたら、5秒以内でメモを入力したい。 Appleメモ帳を断念した理由は、これで、2段階認証しないとログインすらできない。 PCでログインして、スマホで認証して、たった1行のメモを残したいだけなのに手間が多すぎる。 ログインしたあとは、1つのファイルで管理しているわけではないので、 自分が書きたい場所のメモを開くまでも、もうひと手間必要。
セキュリティーの関係上、昨今の認証システムはたいへん。 サービスを提供している先が大手企業であればあるほど、セキュリティーは致命傷になり、複雑になるのも仕方ない。 今回は、メモ帳という特定の用途に絞った認証に限定することにより、手間を削減する。

ネットを見ていて、コピペして残しておきたい

ネットを見いて、メモっておきたいことに出会ったときに、コピー&ペーストのみでいける。 まずは、その記事を読み終えることに専念する。 メモしたいことに出会えば、一切加工せずに、そのままコピー&ペーストしておく。 読み終わったあとから、必要な部分のみに書き換えたり、自分の言葉で置き換えたりする。

とりあえず書いておきたい

メモ帳に愛着や美学があると、何をメモとして残すとか結構重要なポイントになる。 とりあえずというのは、後先考えずに、とりあえず、、メモに残しておくこと。 メモの分類を決めたり、このメモは本当に残す意味があるかとか、何も考えずにまずはメモする。 その判断は後回しにする。 書いたメモを後から見て、要らなければ即削除する。 「メモに残す作業」と「メモを整理する作業」と「メモを活用する作業」の3つに分けて、 それぞれ3つの作業しやすい機能にこだわる。 ことで、愛着のある、いつまでも使い続けられるメモ帳に変えていく。

後から書き直したい

「一度書いておいて、後からその内容を書き直したい」 「読み返す度に何度でも書き直したい」 「要らないメモは消したい」 メモは何度も読み直すたびに、メモの内容をシンプルにしていく、自分の言葉に置き換えていく。 どんどんメモを洗練させていくことで、自分で書いたメモなのかと思うぐらい、 ずばり、いい当ててるような、いいメモに変身していく。 メモを書き直す機能にこだわる。 ちょっと直したと思ったときに、その場ですぐに書き直せるようにする。

メモを分類したい

「メモに分類をつけたい」 「後からメモを分類したい」 「一度分類したもの別の分類に変えたい」 メモにタイトルをつけていると、タイトルだけ終わるメモあるし、 適切なタイトルを考えているだけで時間が掛かる。 とりあえずメモに残すタスクに専念し、考えることは一切介在させない。 分類は後からつける、あとから変えること前提の機能にする。

後からメモを活用したい

紙のメモは、あらゆる点において優れている。 唯一、紙のメモが弱い部分はこれ。 10年分のメモが紙であったとして、このメモを活用しようと思うと出来ない。 活用しやすくするためには、別のメモ帳に書き写したり、膨大な手間を要する。 メモをたくさん取れば、昨日書いたメモすら、内容を忘れていたりする。 「メモを眺めたい、俯瞰したい」 「全メモから検索したい」 書いたメモを無理なく活用できるような機能にこだわる。

隙間時間、移動時間を有効に使いたい

この隙間時間に片づけてしまいたいことを片付ける。 たとえ10分であっても、この時間は、気分が変わる瞬間で、新鮮な思考やなにげに作業が捗ったりする。 これはスマホが解決してくれる。スマホでも使いやすいUXにする。

ロードマップ

ペルソナ

  • たくさんメモをとる人に対して、抱えている課題を解決する
  • 常に考えている(クリエイティブな仕事している)
  • あらゆることに興味があり、いろいろなメモを書く
  • メモを書いたことすら忘れる
  • スマホとPCで、メモ帳を使ってみたものの、使うのを辞めた

コンセプトデザイン

  • 一生使える
  • メモする場所を作ることで、メモを積み重ねていくことができる

ユーザビリティ設計

  • ページ遷移やダイアログなしに入力できる
  • 入力したら、その場で確認できる
  • 書いたメモを振り返ることがしやすい
  • メモを振り返り中に、気づきがあったら、すぐに編集できる

インターフェースデザイン

  • 入力欄は常に先頭に固定
  • 既存のカテゴリ入力はリンクで、再入力不要
  • 編集時も、入力欄に移動して、同じ入力方法で、ダイアログを開かない

インフォメーション設計

  • メモを2階層で管理(bookとカテゴリ)
  • タイトルなし(メモにタイトルは不要)
  • 全文テキスト検索
  • 入力はカテゴリ別をベースに、全体を俯瞰するためには別の機能で

プロトタイピング

  • 自らユーザになり、継続的に改善する

インタラクションデザイン

  • 操作への応答→アクションに対して、かならずアクション完了のメッセージがある
  • 現在の状態→何をしているのかわかる、どこにいるのかわかる
  • ワークフロー→手順があり、すべて同じ手順で、手順が容易に想定できる
  • ミスはかならず起こす→回復させることができる手段の担保
  • 人間とコンピュータの関係→コンピュータを便利な道具として使う

最大公約数UIとパーソナルUI

「最大公約数UXとは何か?」を追求する時代から、パーソナルに適したUXを動的に提供する方向に ユーザ自ら必要なものだけをチョイスできるようになっていく。


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